幸せな気分に変えてくれるアロマオイル知ってますか?

幸せな気分、多幸感を感じさせるアロマオイルがある事をご存知でしょうか。

限られたものだけですが

ちょっとブルーになってしまった時

幸せな気分を感じてみたい時など

参考にしてみてください。

☆各アロマオイルの詳しい説明は別ページにて行います

 

ジャスミン

アンスラニル酸メチルなどにより多幸感の効果あり

イランイラン

安息香酸ベンジルなどにより多幸感の効果あり

ローズアブソリュート

フェニルエチルアルコールなどにより多幸感の効果あり

(熱に弱い成分なので、水蒸気蒸留法により抽出されるローズオットーでの抽出は難しく、absに多く含まれる)

ローズオットー

フェニルエチルアルコールなどにより多幸感の効果あり

(absの方が含有量が多いが、香りの好みによって使い分ける)

 

など、ちょっと高価なアロマオイルが多いですが

知っておくと良いと思います。

 

 

 

 

 

【スイートオレンジ】

スイートオレンジの香りは嫌いな方が少ない、

(私は嫌いという方にはまだお会いしたことがありません)

誰からも好かれる香りの一つです。

気分を明るくし、リラックスもさせてくれます。

最初に揃えたいアロマオイルの一つです。

 

オレンジORANGE

citurus sinensis

ミカン科

圧搾法(expressed

果皮(peel)

イタリア、スペイン、ブラジル、アメリカ、イスラエルなど

 スイートオレンジ、ビターオレンジがある

 リモネン(主成分)

柑橘系のアロマオイルは酸化が早いので気を付けましょう

 

心を元気にさせてくれる

完璧主義で疲れてしまう人に

胃腸全般の問題に

パニックなどにも効果あり

オイリー肌、くすみが気になる肌向け

肝の乱れにも効果があると言われ

緊張、不眠、イライラ、うっ滞を流す

子供にも使用可能

殆どのアロマオイルと相性がよい

 

抗不安・鎮静・食欲増進・健胃・胆汁分泌促進・駆風・抗炎症・抗菌・抗ウイルス・胃痛・消化促進・むくみ・血流改善・抗うつ・イライラ・落ち込み・不眠・ストレスケア

 

 

 

 

 

【medical summer fes】アロマ講座でのアロマオイル

先日のアロマ講座で使用したアロマオイルについては以下になります

①レモン

②オレンジ

③ラベンダー

ローズマリー

⑤ジュニパーベリー

⑥ティートゥリー

アンケートにご協力頂き、ありがとうございました。

一番好きな香りも皆さんそれぞれでしたね。

すっきりする香りをメインにご紹介しましたが

今度はリラックス出来る香りを試してみるのも良いと思います。

今後はそのような情報も発信していきたいと思っています。

各アロマオイルの詳しい情報は改めて

こちらのブログにてお伝えします。

 

 

 

知っておきたいアロマ用語

オーガニック

原料となる植物が無農薬、無化学肥料で栽培され、それらから抽出したもの。

精油を使用したときに出たアレルギーが検査の結果、

その植物に使用されていた農薬に反応していた

というケースもあるようですので選ぶ時の参考にしましょう。

 

偽和

香り、成分が比較的似たいくつもの精油を合成して、別の精油を真似たもの。

もしくは、香りの弱い精油に香りを強めるために別種の精油を添加したもの。

一般的に高価な精油に似せようと、様々な技巧を駆使して作ることが多い。

これはあくまで精油だけで再現したもののお話ですが、中には精油以外を用いてギワを行うこともありますので、気を付けましょう。

 

光毒性

皮膚に化学物質が接触し、その部位に紫外線が当たる事によって、色素沈着や炎症などの皮膚刺激反応を起こす毒性。ベルガモットに含まれるベルガプテンなど。

柑橘類の果皮から圧搾法で製造された精油に含まれることが多い。

 

脱フクロマリン

光毒性を回避するためフクロマリン類を取り除いたもの。

FCFとの表記になる。

 

脱テルペン

テルペン類の一部を除去したもの。

テルペンは酸化などの品質変化が起こりやすいので、

この工程をおこなう場合がある。

使用期限と保管方法

使用期限について

開封してから

柑橘系の精油については半年以内に使い切りましょう。

それ以外の精油については一年以内には使い切るようにしましょう。

酸化した精油は使わないようにしましょう。

 

保管方法

精油の劣化の原因は酸素、水、熱です。

冷暗所に保管しましょう。

冷蔵庫などは出し入れにより劣化が早まるのでやめましょう

湿度の高い所、温度変化の大きい場所もやめましょう。

蓋はしっかりしめましょう。

プラスチックなどでの保管は出来ません。

遮光瓶で保管します。

子供やペットの手の届かない場所で保管しましょう。

精油の学名について

学名 属名×種小名

精油には私たちが普段呼んでいる名前とは別に

世界共通の学名があります。

学名とはラテン語もしくはギリシャ語などで表記され

属名と種小名から構成されています。

植物の一般名は様々ありますが

ラベンダーと呼ばれていても

真正ラベンダー

スパイクラベンダー

ラバンジン

などがありますが

表記がラベンダーのみだとわかりません。

真正ラベンダー・lavandula angustifolia

スパイクラベンダー・lavandula latifolia

ラバンジン・lavandula hybrida

と、それぞれ学名で確認します。

学名が記されているということが、精油を選ぶ基準の一つになります。

 

成分の違い

比較的安全な成分エステルの含有率(鎮静、抗炎症作用)

真正ラベンダー45

ラバンジン30

スパイクラベンダー2

 

オキサイド類(去痰、刺激、強壮作用)

真正2

ラバンジン5

スパイク34

 

よって

効果効能なども変わります。

 

スパイクラベンダー

真正よりもくっきりと力強い香り

抗ウイルス、去痰作用があり呼吸器系の不調に効果あり

注意点 一度に大量に使用しないこと

ラバンジンン

真正とスパイクの交配種

真正よりも収穫量も多いので値段も低い

鎮静の力は少し弱くなる

リフレッシュ効果あり

真正ラベンダー

心、身体などバランスをとる

抗うつ、自律神経調整、血圧降下など

多数の効果あり

 

購入の際は必ず、学名が記載されているものを選びましょう。

 

 

 

アロマオイルの抽出方法

水蒸気蒸留法 distillation

熱によって変質しやすい芳香成分や水溶性の芳香成分は抽出できません。

原料の植物を蒸留窯に入れ、直接蒸気を吹き込むか水とともに沸騰させると

(蒸気の場合、steamdistillation、水の場合 waterdistillation)

熱により細胞壁が破壊され、芳香物質が水蒸気に溶け込みます。

発生した芳香水蒸気を冷却して、生じた液体は比重の違いから

上層部には精油、下層部にハイドロレートと二層に分離した液体が取れます。

上層部からは精油、下層部の液体は芳香蒸留水・フローラルウォーターが採取出来ます。

ローズウォーター、オレンジフラワーウォーター、カモミールウォーターなど

化粧水などとして使わます。

 

殆どのアロマオイルがこの方法で抽出されます。

水蒸気蒸留法は、気温、湿度、温度、圧力、蒸留時間など熟練した技術を必要とします。

短時間、高温、高圧で蒸留した場合などは揮発が遅い成分が含まれにくくなるなど

品質に差が出来ます。

しっかりした製造元、ブランドから購入することが大切です。

 

 

圧搾法 expressed 

主に柑橘系の果皮を抽出するために使われる方法で 

ローラーなどの機械で原料を圧搾し、遠心分離機で分離し、常温で精油を得ます。

熱を加えないため、精油成分の変化が起こりにくく、より自然な香りを取り出せます。

 

ライムなどは水蒸気蒸留法で抽出されることがあります。

熱を加えないので、コールドプレス法とも呼ばれます。

 

油脂吸着法

現在では殆ど行われていません。

非常に手間と製造コストがかかることから、現在では、観光客に見せるアトラクションとして行われている程度です。

常温でおこなう「冷浸法」と、60~70℃に加熱した脂肪に浸す「温浸法」があります。

ジャスミンやローズなどはとてもデリケートなため、水蒸気蒸留法で作ることは出来ません。

牛脂や豚脂が香り成分を吸着する性質を利用し

シャーシ(ガラス板に木枠をはめた窓ガラスのようなもの)に油脂を塗ります。

油脂の上に積み立ての花を置き花を敷き詰めます。

2~3日放置して、芳香成分を吸着させます。(芳香成分を含んだ油脂を「ポマード」と呼ぶ。)

らに手作業で新しい花と取り替えながら、3週間から1ヶ月程かけて吸着させます。

そのポマードから、アルコールを使って芳香成分を溶かし出し

最後にアルコールを揮発させて取り除き、残った芳香成分を採取します。

採油されたものは「アブソリュート(Abs.)」と呼ばれ、非常に高品質な精油です。

 

 

溶剤抽出法 absolute extracted 

熱や圧力、水分によって精油成分が壊されてしまうようなジャスミンやローズなどのデリケートな花の精油を抽出する際に利用されます。

石油エーテルやヘキサンなどの揮発性有機溶剤に花を漬け込むと、芳香成分をはじめ、植物由来の色素やワックスなどいろいろな成分が溶剤に溶け込みます。

溶剤を低温で揮発させると、それらの様々な成分を含んだ固形物、コンクリートが残ります。

そのコンクリートエチルアルコールなどで洗浄して芳香成分のみを抽出します。

この方法で花から得られたものをアブソリュート、樹脂などから得られたものをレジノイドと呼びます。

現在販売されているアブソリュートは、ほとんどがこの方法で得られたものです。

しかし、有機溶剤が残る恐れがあるというマイナス面もあります。

☆ローズの場合

ローズオットー・水蒸気蒸留

ローズアブソリュート・溶剤抽出法

 

超臨界流体抽出法

新しいエッセンシャルオイル精油)の抽出方法です。非常に大掛かりな設備を必要とし、コストが掛かるため、あまり普及していません。

超臨界抽出法では、二酸化炭素のように、圧力をかけると液化する気体を溶剤として使用します(二酸化炭素を溶剤として使う場合、「液化二酸化炭素抽出法」「CO2蒸留法」とも呼ばれます)。

二酸化炭素に超高圧をかけ、気体と液体の中間の超臨界状態にします。

この状態に置かれた二酸化炭素精油成分を強く吸着します。

その後、圧力を緩めて再び二酸化炭素を気化すると、エッセンシャルオイル精油)分だけが残ります。

超臨界抽出法を用いると、水蒸気蒸留では分子が大きすぎて取り出すことのできない成分も抽出することができるため、自然の植物中に存在している状態に極めて近い形のままの上質なエッセンシャルオイル精油)を得ることができます。

水蒸気蒸留法のように熱を加えることも無く、揮発性有機溶剤法のように有機溶剤が残る恐れもありません。

特に、二酸化炭素を使用して得た精油は、安全性が高いことで知られています。

したがって、自然そのままの芳香成分を得ることが出来ます。

エキストラクトと呼ばれ、まだあまり流通していません。